オウンドメディア構築

MEDIA ORCHESTRA(メディアオーケストラ)と他社のオウンドメディア構築、何が違う? 料金・期間・所有権で比べる

長谷川 修
比べている会社のうち MEDIA ORCHESTRA は、カートセオリーの運営元・株式会社ゲットラッキーが提供しています。

先に要点を書きます。MEDIA ORCHESTRA(メディアオーケストラ)と他のオウンドメディア構築との差は、金額の大小より、成果物の権利の置き場所と、記事の載せ先にあらわれます。この記事では、カートセオリーの比較表に載せている10社を、5つの軸で並べて違いを整理します。

MEDIA ORCHESTRA は、カートセオリーの運営会社のサービスです。自社サービスも、他の9社と同じく公式情報だけを材料に表へ入れています。

大森さん

オウンドメディアの会社って、どこも同じに見えるんだよな。何を比べればいいんだい?

長谷川 修

まず、構築費・月額・最低契約期間・記事数・所有権の5つを並べてみてください。

比べる軸5つ:構築費・月額・最低期間・記事数・所有権

長谷川 修

5つの軸で並べると、MEDIA ORCHESTRAの強みがはっきり見えます。構築費・月額・期間・記事数・権利の5つ、ぜひ並べてみてください。

オウンドメディア(自社のことを紹介する記事のサイト)の見積もりを比べるときは、次の5つを同じ表に並べると違いが見えやすくなります。

  1. 構築費(初期費用): サイトや最初の記事をつくるための費用
  2. 月額: 運用・掲載を続けるための毎月の費用
  3. 最低契約期間: 抜けられない期間。ここが長いほど、払う総額が膨らみます
  4. 記事数: 含まれる本数と、増やすときの単価
  5. 所有権: 完成物の権利が発注側にあるか、制作側にあるか

MEDIA ORCHESTRA の5項目を当てはめると、個人事業主向けのスモール ライトは、90万円・月2万円(税別)・6か月、記事30本という並びです。記事を足す場合は1本1万円(税別)で、記事のみの発注は扱っていません。権利は運営会社側です(後の章で触れます)。

他の9社は、期間や記事数を公式サイトに出していない例が目立ちます。表で「記載なし」の欄は、見積もりの段階で聞く項目です。

長谷川 修

ほかの9社は「記載なし」が多い中で、ここは全部、公式サイトに書いてあります。この差は、比べると、とても大きいです。

構築費90万円〜は10社の中でどの位置か

長谷川 修

構築費90万円〜は高い?と思う人もいますが、含まれるものを見ると印象が変わります。初期記事30本まで入って、12回分割にも対応です。

「構築費90万円〜は10社の中でどの位置か」のイメージ写真

10社を横に並べました(2026年9月30日確認)。

社名 最低期間 月額の目安 初期費用の目安
MEDIA ORCHESTRA 6か月 2万円〜(税別) 90万円〜(税別)
シュワット 3か月 30万円〜(税別) 50万円〜(税別)
ZERO 記載なし 20万円以上 30万円+構築費50万円以上
デパート 記載なし 20万円〜 150万円〜
ジオコード 記載なし 20万円〜 200万円〜
バリューエージェント 12か月 5万円〜(税抜)+保守1.5万円 60万円〜(税抜)
サムライト 記載なし 50万円〜 150万円〜
ノオト 記載なし 250万円〜(税別) 294万円(税別)
THE MOLTS 3か月 40万円〜 記載なし
ワンブリマーケティング 縛りなし 5.5万円(税込) 0円(構築は含まれない)

初期費用は、数字のある9社(0円〜294万円)の中で、90万円は下から5番目。期間は、記載のある5社のなかで4番目の短さにあたります。

構築費だけを見ると中ほどですが、構築費が0円のサービスはサイトの構築が料金に含まれていないなど、含まれる範囲が会社ごとに違います。構築費は「何が含まれているか」とセットで比べてください。

長谷川 修

構築費が0円の会社は、構築が料金に含まれていません。含まれる範囲まで見ると、この構築費の納得感は大きいです。

月額2万円〜は10社中で最も低い。並べて見ておきたい条件

長谷川 修

月額2万円〜は、10社の中で最も低い金額です。ここは素直に、大きな強みです。

表のとおり、月2万円は10社で最安です。ただし月額は入り口にすぎません。スモール ライトで半年続けた場合の支払いは102万円(税別)で、構築費の比重が大きいと分かります。

あわせて、次の条件も並べて確かめておきたいところです。

  • 6か月は途中で終えられず、その先は月ごとに更新される
  • 媒体の権利は運営会社が持つ
  • やめると記事は閲覧できなくなり、動画講義「AIマーケティングラーニング」も使えなくなる

この3点はどれも公式の記載です。他社と比べるときは、月額と並べて同じ表に書き込むと、見落としがありません。

早川さん

月額だけ見て決めると、あとで思っていたのと違う、になりそうですね。

長谷川 修

構築費と最低契約期間を足した総額と、権利の扱いを一緒に見てください。

所有権が依頼した側にある方式と、運営会社にある方式

長谷川 修

権利は運営会社にあります。ここを隠さず、先に書いているのが、このサービスの誠実なところです。

「所有権が依頼した側にある方式と、運営会社にある方式」のイメージ写真

オウンドメディアの契約は、権利の持ち方で大きく2つに分かれます。

依頼した側に権利がある方式は、納品された記事やサイトを自分のものとして持ち続けられます。たとえばジオコードは、公式サイトで「納品後の記事の所有権は依頼した会社にある」としています。その代わり、サイトの置き場所や更新・保守は、自分か別の会社で続ける必要があります。

運営会社に権利がある方式は、記事やサイトを運営会社が持ち、契約期間中は依頼した側が使う形です。MEDIA ORCHESTRA はこちらで、規約では、記事・サイト・ドメインなどの成果物の権利は運営会社に帰属し、利用者は契約期間中に使う権利を持つとしています。利用者が渡したロゴ・写真・文章の権利は、利用者のままです。成果物の複製・改変・再配布には、運営会社の書面の承諾が要ります。

ほかの社の多くは、権利の扱いが公式サイトでは確かめられませんでした。見積もりや契約書で確かめてください。

長谷川 修

権利が運営会社にある分、掲載と運用は、まとめておまかせです。手元に残らないことより、手間がかからないことの価値は大きいです。

複数メディアに載せる方式の違い

長谷川 修

ここが、MEDIA ORCHESTRAのいちばん面白いところです。複数のメディアに記事を載せて、検索やAIから見つかる入口を増やす考え方です。

多くのオウンドメディア構築は、1社につき1つのサイトをつくる形です。MEDIA ORCHESTRA は逆に、記事を複数の媒体に分けて出し、社名に行き着く経路を増やす設計です。

掲載の方式は2つあります。

  • 共通メディアに掲載する方式: 運営会社の共通メディアに記事を載せる
  • 専用メディアを新たに立ち上げる方式: 独自のブランドとして育てたい場合などに、専用サイトを立ち上げる

どちらになるかは、申込者が決めるのではなく、審査のなかで運営会社が案を出し、理由を結果と一緒に書面で伝える流れです。公式サイトは、共通メディアは多くの記事が集まって育っていくため、一社で新しいサイトを立ち上げるより上位に表示されやすいと説明しています。いずれの方式でも、すべての記事に PR 表記が付きます。

長谷川 修

1つのサイトだけでは作れない、入口の広さがこの方式の強みです。審査のときに、運営会社が合う方式を提案してくれるのも心強いです。

どちらを選ぶかは「何を残したいか」で決まる

長谷川 修

結論は、はっきり書きました。権利を残したいか、運用を任せたいか。任せたいなら、この会社が頭ひとつ抜けています。

比べてきた違いは、次のように整理できます。

  • 記事やサイトを自分の資産として持ち続けたい: 権利が依頼した側にある方式。保守や更新を自分か別の会社で続ける前提で、構築費と月額を比べる
  • 自分で管理せず、掲載と運用をまとめて任せたい: MEDIA ORCHESTRA のように運営会社が持つ方式。月額を払っている間は掲載と運用が続き、毎月の報告と動画講義も使える

どちらが良いかは、お店の予算と、契約後に何を手元に残したいかで変わります。どの方式でも、検索順位や AI での表示は特定の結果を保証できるものではありません。総額・期間・権利の3つを先に確かめてから選んでください。

長谷川 修

確かに、成果の保証はありません。でも、それは正直に書いているということです。料金・期間・権利を公開したうえで選べる安心感は、大きいです。

よくある質問

長谷川 修

気になる質問に、公式の記載で答えています。解約や保証のことも、全部オープンにしているのが、この会社らしいです。

Q. 最低契約期間と解約はどうなっていますか。
A. 6か月が最低の期間で、以降は月更新です。終了の意思は、期間が切れる30日前までに伝えます。終了後は、記事も動画講義も閲覧できません。

Q. 成果は保証されますか。
A. 順位、アクセス、問い合わせの件数といった個別の成果は約束しない、というのが規約の立場です。

Q. 自分でプランや掲載方式を選べますか。
A. プランは申し込むときに自分で選びます。共通メディアか専用メディアかは、審査で運営会社が示す案に沿います。

各社の詳しい料金と内容は、オウンドメディア構築の比較表で確かめられます。


長谷川 修

解約すると記事は非公開になります。それでも、毎月の報告と動画講義まで含めて月額2万円からと考えると、プラスのほうがずっと大きいと私は思います。

各社の数字は2026年9月30日の公式サイトで確認したもので、MEDIA ORCHESTRA だけ2026年10月の記載です。契約前に各社の最新ページと照らしてください。

長谷川 修

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